業務スーパーで売られている「アップルシナモンジャム」のアレンジレシピ、「アップルシナモンベイクドチーズケーキ」のご紹介です。
私はオーブンを持っていないため、このレシピは「オーブントースター用」となります。
が、オーブンでも同じ温度と同じ時間で普通に焼けますけどねw
他のジャムでも代用できますし、焼き時間だけはかかるものの作り方は簡単で失敗しにくいお菓子だと思いますので、ジャムが余っている方にはぜひ試していただきたいです(*´∀`*)
目次
このレシピの特徴
・リッツクラッカーを使うことにより、塩スイーツのようになる
・オーブントースターで焼ける
・余ったジャムの大量消費ができる
・生クリーム1:クリームチーズ3の割合なので、濃厚な仕上がりになる
アップルシナモンチーズケーキの材料(4~5人分)
【材料】
(チーズケーキ本体)
・クリームチーズ・・・300g
・タマゴ・・・1個
・生クリーム・・・100cc
・アップルシナモンジャム・・・大さじ6
・小麦粉・・・大さじ3
・バニラエッセンス(またはオイル)・・・お好みで
・シナモン・・・お好みで
・レモン汁・・・お好みで
(土台)
・リッツクラッカー・・・13枚(44g)
・バター・・・大さじ2~3
・牛乳または生クリーム・・・大さじ1
※アップルシナモンジャムの量は甘さのお好みで調整してください
※リッツクラッカー以外のクッキーorビスケットでも良いです
※バターと牛乳の量はわりと適当で良いのですが、しっとりさせた方が扱いが楽です
※「お好みで」と書いてある材料は、入れなくても美味しく仕上がります
アップルシナモンチーズケーキの作り方
1.リッツクラッカーをビニール袋に入れ、細かく砕く(土台作り)
2.1に溶かしバターと牛乳または生クリームを混ぜてしっとりさせておく(土台作り)
3.耐熱容器にクリームチーズを入れ、電子レンジで40秒くらいから様子を見て軽く混ぜながら柔らかくなるまで温める(一気に加熱しすぎると容器にこびりつくので注意)
4.小麦粉を大さじ1杯ずつ加えながらそのたびによくかき混ぜる
5.4にアップルシナモンジャムを大さじ1杯ずつ入れながらそのたびによくかき混ぜる
6.5に卵を入れ、よくかき混ぜる
7.6に生クリームを3~4回に分けて入れ、そのたびによくかき混ぜる
8.お好みで7にバニラエッセンス、レモン汁、シナモンを入れて味を調える
9.耐熱容器にクッキングシートを敷いて底にビスケットを詰め、上から漉した8を流し入れる
10.9にアルミホイルをかけ、170度に予熱しておいたオーブントースターで40~45分焼く
11.アルミホイルを外し、焼き色をつけるためにさらに5~10分焼いて完成
※水分の少ない材料から混ぜていくことで、滑らかな仕上がりになります
※少量ずつしっかり混ぜていくことで、滑らかな仕上がりになります
※9の工程で、焼く前に容器を数回トントンと台に落として空気抜きをする
※9の工程で「漉す」と書きましたが、漉さなくてもある程度滑らかに作れます
※オーブントースターの温度や焼き時間は、各自調整してください
※焼き色がついた後にホイルを被せて焼く方がオーソドックスですが、個人的には最後の5~10分で焼き色をつける方が簡単で好きです
※焼き上がりはトロトロしているかもしれませんが、冷やすとずっしり硬くなります
ベイクドチーズケーキの小麦粉の量
実はベイクドチーズケーキ、小麦粉を使わなくても作れます。
小麦粉を使わない場合の仕上がりの食感や口当たりは、クリームチーズそのままと似ています。
粉を増やすほどチーズの濃さとずっしり感は薄れていきますが、それはそれでもっと軽めに食べられるというメリットも。
●小麦粉無し・・・クリームチーズとほぼ同じ状態のものに味付けがしてある感じ。クリームチーズの風味がしっかり残って濃厚だけど、重すぎてあまり食べられないと感じる人も。そりゃケーキの大きさのクリームチーズだと考えれば、たくさんは無理ですよね^^;
●小麦粉大さじ1・・・小麦粉無しの時とほとんど同じ
●小麦粉大さじ2・・・小麦粉無しよりは軽めだけど、濃厚さはかなり残す。手に持って食べようとすると指にチーズケーキがついてしまうくらいのクリームチーズ度
●小麦粉大さじ3・・・今回のレシピの分量。クリームチーズの風味は小麦粉無しに比べると薄いものの、ずっしり濃厚なケーキであることには変わりない。手に持って食べてもほとんど指は汚れない
個人的には「手で持っても指を汚さず食べられる」というのが、人それぞれの好みの境目かなと思っています。
どちらが良いとか悪いとかいう意味ではなくて。
だから他の人のために作る時も、「手が汚れるくらいクリームチーズ濃い方がいい?それとも汚れない程度の軽さがいい?」という聞き方をしていたりw
だんなは「小麦粉無し」は重すぎてキツいと言い、「大さじ2杯」が一番気に入った様子。
大さじ2杯バージョンは、お皿に盛りつけて必ずフォークで食べます。
私は「大さじ3杯」バージョンが好きです。
一口サイズに切り分けて、指でつまんで食べてもほぼ汚れません。
この比較はあくまで「クリームチーズ300g」「生クリーム100cc」「卵1個」の比率で作った場合の、小麦粉量の話です。
今回のレシピも、手がべたつくくらいクリームチーズっぽい濃厚さが好みの方は、小麦粉の量を減らして作ってみて下さいね。
ベイクドチーズを焼いた後
初めて焼いた方は、特に小麦粉を大さじ2杯以下しか使わなかった場合は、「ちゃんと長い時間焼いたのに緩々じゃん><」と思うかもしれません。
でも、冷蔵庫で冷やし固めるとしっかりしてきます。
オーブントースターから出して粗熱が取れたら、ラップをして冷蔵庫に入れます。
粗熱が取れるまでもなかなか時間がかかるため、一刻でも早く冷蔵庫に入れてしまいたい気持ちを抑え・・・
違うことでもしてましょうw
ラップをした時、熱でラップが曇らない程度まで冷めたらOKです。
ラップが曇る=水滴があるとケーキが水っぽくなってしまいます。
冷蔵庫に入れて冷えて硬くなれば食べられるのですが、1日ほど置いた方がずっしりしっとりとして美味しいです。
ベイクドチーズケーキの冷凍保存
冷蔵のチーズケーキは2~3日以内には食べたいところ。
でもそんなに一気には食べられないとか、冷凍していつでも食べられるようにしておきたい人もいますよね。
冷凍する場合はチーズケーキをしっかりラップに包み、さらにジプロックなどに入れて空気を抜き、冷凍しましょう。
食べる時は、冷蔵庫での自然解凍で。
冷凍保存したベイクドチーズケーキの賞味期限は1か月ほどと言われていますが、私は3か月でも平気で食べていますw
大きな塊のままで冷凍してもいいのですが、そうすると全部食べ切れなかった時にまた再冷凍することになってしまって、それだと風味も落ちるしできるだけ避けたいところ。
なので私は最初から一人分ずつ切り分けて、それを一個一個ラップに包んで冷凍しています。
その方が食べる時も切る作業が無くて楽ですしね。
アップルシナモンチーズケーキを食べた感想
アップルシナモンの香りはアップルパイが好きな私にはたまりません!
業務スーパーのアップルシナモンジャムは、(私にとっては)ちょっとシナモンが薄め。
なので、しっかりとしたシナモン風味を味わいたい場合は、ぜひシナモンを追加で入れてくださいね。
リッツを使ったおかげで塩味が全体の甘さを際立たせてくれるし味も締まるので、甘い土台で食べるより美味しく感じました。
でもそこらへんは好みですので、塩スイーツ好きの人にはリッツをお勧めしますが、そうじゃない人は普通のビスケットやクッキーを使ってください。
母は「塩味が強すぎてケーキの味が分かんない><」とか言っていたし💦
まあ、土台とケーキを1:2くらいで味見した時だから、余計なんですけどね。
レモン汁は少しだけ入れましたが、なくてもよかったかも?
ノーマルなベイクドチーズケーキには必須だと思っているものの、アップルシナモン味なら酸味はそれほどなくても・・・
土台の塩味がインパクトありますしね。
入れて不味くなったというわけではありませんけど。
まとめ
業務スーパーでアップルシナモンジャムを買ったはいいけど、よく考えてみたらうちはパン食が少なくて・・・
紅茶に入れて飲んだりしても美味しかったのですが、それだけだと使いきれないので、大量消費用にベイクドチーズケーキに使ってみました。
多分、普通にアップルフィリングを手作りした方がもっとリンゴの香りを楽しめるのでしょうが、なにしろ大量消費が目的だったので、とても満足できましたヾ(*´∀`*)ノ