先日業務スーパーで、リトアニア産の冷凍パイシートを買いました。
他社製品よりかなり低価格なのですが、そのパイシートのレビュー記事はこちらです↓

今回は冷凍パイシートを使い、オーブントースターでミートパイを作ってみました。
具材に使った調味料も分量もかなり適当で、でもだんなに喜んでもらえるくらいには美味しく仕上がりましたので、簡単ではありますがレシピをご紹介します。
目次
ミートパイフィリング(具)の材料
私は簡単に出来合いのデミグラスソースを使ってしまいましたが、ウスターソース&ケチャップでも作れます。
また、挽肉は牛豚あいびきでも牛挽肉でも、お好みで良いです。
一応材料を書いていますが、材料も量もわりと適当です^^;
お好みでどうぞ!
【(うちが使った)フィリングの材料】
- 牛豚ひき肉・・・400g
- たまねぎのみじん切り・・・カップ1
- 赤ワイン・・・150~200cc(料理酒で代用OK)
- 小麦粉(粘度を増す用)・・・大さじ1~2
(調味料)
デミグラスソース・・・120ccくらい(お好みの味付けなのでもっと少なくても多くてもいいです)
コンソメスープの素・・・適量(大さじ1/2くらい)
塩・胡椒・・・適量
砂糖・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
お好みでナツメグやカレー粉など、小さじ1~大さじ1
※デミグラスソースを使わない場合は、ケチャップ2:ウスターソース1くらいの割合で、調味ソースを用意してください。
※人参・ピーマン・しめじなどのみじん切り、おろししょうがやおろしにんにく、トマト缶などは、お好みで追加してください。
※「ひき肉400g」は、6枚のパイシートに対して多過ぎです!
実際に作る時は、200gくらいでいいと思います。うちは大量に余りました^^;
私は玉ねぎのみじん切り、業務スーパーの冷凍たまねぎみじん切りを使って楽をしました。
冷凍たまねぎみじん切りのレビューはこちらです↓

ミートパイフィリング(具)の作り方
- 野菜はみじん切りにしておく
- 1をひき肉と一緒に炒める
- 挽肉が全体的に茶色くなったら余計な油を拭き、赤ワインを入れ、中火で5分ほど汁気がなくなるまで煮詰める
- 汁気がほぼなくなったら弱火にして小麦粉を降ってかき混ぜ、全体のまとまりを良くする
- 一度火を止めて調味料を入れ、中火でかき混ぜながら水分がほとんどなくなるまで煮詰める(1~2分)
- 冷めるまで放置する
※水分は完璧に切れとまでは言いませんが、できるだけ飛ばした方が扱いやすいです
※パイシートに乗せる時は、冷めている方が扱いやすいです
※(小麦粉による)とろみがついている方が扱いやすく食べやすいです
このように仕上がりました。軽くとろみがついています。
カレースプーンですくっている状態です↓
業務スーパーの冷凍パイシートを準備
「室温で5~10分かけて解凍」とパッケージに書いてあるのですが、色々試してみた結果、室温18℃くらいの部屋で3分ほど経ったら、もう作業開始してしまった方が楽でした。
「え、もう切れるの?」というくらいの硬さですが。
ピザシートはこのくらいの大きさで、これを半分に切り分け具を挟みます。
1枚で1個のミートパイを作りますので、完成品はこれの1/2の大きさだと思ってください↓
フィリングを乗せる方にはフォークで何カ所か、穴をあけておきます。
上記の通り3分ほどしか解凍させないとけっこうシートが硬いと思いますが、とりあえず穴があけられるならOKです↓
穴をあけたシートにフィリングを乗せたあと上に被せる方には、包丁で切り込みを入れておきます。
あとから1/2に切り分ける場合、まず最初にど真ん中に一本切込みを入れ、それに合わせて左右に切り込みを入れるのが良いと思います(この切込みはちょっと短いかも・・・)。
これも穴をあける時と同じく3分解凍だとまだ硬いでしょうが、切込みが入れられるのなら大丈夫です↓
これでパイシートの準備はおしまいですが、焼くまでに時間をかけすぎてしまうとシートがテロンテロンに溶けてきて作業がしにくくなる上に膨らみにくくなるので、剥がしやすいようにクッキングシートなどの上に乗せておくか、素早く終わらせてしまいましょう。
あまりにも溶けてしまったら、もう一度冷凍庫に戻してください。
ミートパイフィリング(具)をパイシートに乗せる
カレースプーン大盛り一杯強~2杯弱くらいの量を、穴をあけたパイシートの上に乗せます。
この写真の状態のあと、フィリングはパイシートの端から1~2センチほど残して広げました。
フィリングの量はお好みで良いです。
写真の量は大盛り1杯強ですが、その後2杯弱くらいで作ったミートパイの方が個人的には気に入りました↓
上に切込みを入れたもう一枚のパイシートを被せます。
まず最初に端を指で押さえて上下のパイシートを適度にくっつけ、さらにフォークでこの写真のようにギュッギュッと潰していきます。
パイシートの解凍時間が短くまだ硬くて上下がくっつかないようでしたら、あと数分待ってくださいね。(完璧に上下の隙間なくくっつけなくても、多少開いてても平気です)
パイシート1枚で、写真のパイが1個作れます↓
卵黄1個に水を少々加えて卵黄液を作り、上から塗ります。
この作業はなくてもいいのですが、した方が色艶良く仕上がります。
卵黄1個分の卵黄液で、パイ6個分(パイシート6枚分)が作れた上に、余ります↓
オーブントースターでミートパイを焼く
オーブントースターの庫内を200度に温めておき、クッキングシートの上に乗せたパイを13分焼きます。
初めて焼く時は、8分経過後くらいからちょくちょく様子を見たほうが良いです。
焦げてしまいそうに感じた場合は、上にアルミホイルを被せてくださいね。
↓↓↓【追記】↓↓↓
焼き時間は10分、その後アルミホイルを被せて10分、合計20分焼いた方がたくさん膨らんでサクサクになったので、「焼き時間13分」については訂正します。
10分ずつ、合計20分にしてください。(最初の10分は焼き色しだいですので、様子を見て各々調整してください。うちは10分でちょうど良い色付きになります)
クッキングシートではなくアルミホイルの上に並べても焼けるのですが、下がホイルにくっついて取りにくくなる場合も><
だからといって油分(バターなど)をホイルに塗って焼くと、仕上がりがしんなりしてしまう可能性があります。
やはりクッキングシートが一番簡単です。
さて、完成~♪
パイ生地も膨らみ、焦げ色もそこそこ。
それなりに完成しました!
このままだとけっこう大きく食べづらいので、焼いた分は全部1/2に切りました↓
アップにしてみます↓
まとめ
仕上がりの写真を見ると、ちょっと厚さが薄いような気もします・・・
でもフィリングの量はちょうど良かったんですよね~
ということは、パイ生地の膨らみが足りないのだろうか。
下の画像のように仕上がったら満足だったんだけど^^;↓
引用元:日清製粉NIPPN
焼き立てはパイ生地もサクサクで、食感はまあまあ理想に近かったです。
フィリングの味は味見をしすぎて美味しいのか不味いのかすら分からなくなってしまいましたが、だんなは美味しいと言ってくれました。
パイ生地とフィリングのバランスもちょうど良かったようです。
熱々のを食べたので美味しく感じただけ、という可能性も否めませんがw
パイシート6枚分焼いたので、1/2にカットしたパイが12個・・・
さすがに食べきれなくて残し、しばらく経ってから食べたらもう焼き立てのような「サクサク感」はなかったですね。(ベタッとしているわけでもなく、コンビニで売られている総菜パンコーナーのアップルパイ程度のサクサク感はありました)
その解決方法を探してみましたが、上手い方法は無いようで><
基本的には「食べる直前に作る」ということらしいです、当たり前ですけれど^^;
でも、食べるたびにいちいちパイシートを解凍してフィリング乗せて焼いて・・・とか、面倒じゃないですか。
そこで、「パイシートにフィリングを挟んだ状態で冷凍しておく」という方法は有りみたいですよ。
しかも普通に作る時も、作業しながらちょっと緩めに溶けかけたパイシートをそのままオーブントースターで焼くより、一度冷凍してからの方がサクサク焼けるとか。
もちろん冷凍状態からオーブントースターに入れる場合は焼き時間がもっとかかるはずです。
まず焼き色をつけて、そのあとアルミホイルを被せてさらに10分、という感じでしょうか。
それは近々また挑戦してみたいと思います。(もうさっそく、冷凍パイシートをリピして冷凍庫にある状態w)
オーブンで焼いた方が上手く仕上がるのかもしれませんが、オーブントースターでも焼き立てのサクサクパイが食べられたので、良かったです。
もっと焼き方が上手くなったら、また追記か別の記事で写真をアップしますね!
私が今回使った冷凍パイシートは、神戸物産が輸入したリトアニア産です。
金額も安いしごく普通に扱いやすいので、お手軽にパイを作れますよ。
冷凍パイシートのレビュー記事はこちらから↓

リベンジの追記!(2018/12)
リピートしたパイシートで、再度ミートパイの焼き方を実験してみました。
シートにフィリングを挟んだ後、一度冷凍してから焼いたらとてもサクサクになりました!
普通に作る時でも、時間に余裕があれば冷凍してから焼くことをお勧めします。
冷凍しなくてもそれなりにサクサクしますけれど、冷凍すると「カリッ、サックサク」という感じでしたw
焼き時間は冷凍していない時と同じく、200℃に温めたオーブントースターで10分、その後アルミホイルを被せて10分で仕上がります。
・フィリングを挟んだ後に一度冷凍してから焼くこと
・(オーブントースターにもよりますが)200℃で合計20分焼くこと
↑このことにより、上に載せた写真よりサクサクふっくらのミートパイが焼けました。
その完成品がこちらの写真です。
上の写真とふっくら度が全然違うのがお分かりいただけると思います。
日清製粉の写真に近づきましたw↓
beforeは初回で、afterは2回目(一度冷凍してから+焼き時間20分)です↓
コメント
うわ〜
(´。✪ω✪。`)
すんごい勉強になりました!!
(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
ミートソース、小麦粉を片栗粉にしたらダメですか?(♡˙³˙)
ミートソースの具を作るのは、正直、メンドいですが笑
パイシートで作るの!ズボラな私でも作れそうです♡
ステキ情報、ありがとうございます(♡∀♡)
片栗粉でも悪くなさそうだけど、ネットで調べてみたらほとんどのレシピが小麦粉になってますね~
片栗粉と小麦粉ではとろみの付き方が違うけど、麻婆豆腐みたいなとろみでもいいのなら、片栗粉でもOKだと思います。
あと、レトルトのミートソースをフィリングにしてるレシピも出てきましたよ、これなら簡単すぎる!w
レトルトのビーフシチューやカレーなんかも、もっととろみをつけるかマッシュポテトやポテトサラダを混ぜ込むなどして固めにすれば、パイにできそう。
今日もまたミートパイ作ったんですけどフィリングはこの前の残りだし、今回はシートとシートで挟まずシートの上に乗せるだけで焼くタイプにし、しかも卵黄液も使わなかったのでものすごい簡単でした。
シートを切ってその上に具を乗せ、焼くだけ。しかもめちゃサクサクして美味しかったので、ズボラでも作れます( *´艸`)(←また写真追加するか新記事で書きます
おいしそう!ミートパイのほうがアップルパイより簡単に出来そう!
前からパイ生地を使って何か出来ないか?と思ってはいたのですが、なかなか最初の
一歩が出ませんでwwこれを参考にしてまずはミートパイを・・・
正直な話、パイというと子供の頃よりアップルパイしか知らないので、パイ=甘い
の図式が脳内に出来あがってましてwwそれで味が想像できないミートを避けてましたw
ちなみにこれってオーブン・トースターでも出来ますかね?(愚問)
うちの母はしょっちゅうリンゴを煮てアップルフィリング作ってたけど、私は面倒でなかなか・・・、ミートの方が全然簡単に感じますね。
レシピを見ると面倒臭そうに感じるかもしれませんが、基本的にはひき肉をデミグラスやケチャップ&ソースで煮詰めるだけ、分量などは適当で平気ですw
(甘くない)おかずパイは美味しいですよ!具はツナマヨやポテサラなんかでも作ったことがあります。
パイシートを解凍するために5~10分の時間は使いますが具が揃ってれば簡単に仕上がるし(先に具だけ作っておいて大抵2日くらいは冷蔵庫でもちそう)、今度朝食で作って奥様を驚かしてみてはどうでしょう( *´艸`)
タイトルにもある通り、今回のレシピは「オーブントースター」で作る方法ですよ!w わたしオーブン持ってないし(ノД`)
あああおいしそう…
ソースはやっぱりデミソース混ぜたほうがおいしいですよね
売ってるやつだと具がしょぼいわりに高かったりで
これは一度やってみたいです
オーブントースターで出来るならうちでも出来そうです!
ネットのレシピではケチャップ&ウスターソースが圧倒的に多いのですが私はデミグラスソースが好きで、しかも業務で買った1kgのデミグラスも余ってたし^^;
今度はデミグラスソースの代わりにレトルトのビーフシチューを使ってみようかな?と思っているところです。ビーフシチューパイとか、美味しそうじゃないですか!?(挽肉使う予定だけど牛細切れにするかも?)
1回目は久々過ぎて色々忘れてたしちょっと手間取りましたが、2回目はフィリングは作らず1回目の残りを使ったことと、コツをつかんだということもあり、すごく簡単に作れました。
焼くのは20分ほどかかりますが、それまでの手間はピザトースト作るのと大差なかったですね。一気に作って冷凍保存もできます。
もっと膨らませる方法やサックサクになる方法も実験しながら分かってきたので、また記事を書く予定ですw あかつきさんもぜひぜひ。
P・Sあ!そうでしたか?(わざとらしい)いやオーブンと聞くとオーブンレンジを
連想しちゃってww失礼しました
きっと酔っぱらっていたのでしょうε-(´・_・`)
飲みすぎ注意!w