【レビュー】はったい粉(麦こがし)で腸活ドリンクを作る/業務スーパー

はったい粉(麦こがし)

じっくり焙煎して、風味よく仕上げました。
香ばしくて素朴な味わいです。
そのまま、あるいはお砂糖を加えてお召し上がりになれます。

見かけは黄粉(きなこ)のような感じです。
小さい頃、夏休みに母が「麦こがしの牛乳割り」をよく作ってくれたため、未だにこれを飲むと夏のイメージが頭の中に広がるんですよね。
入手困難ではないものの、どこのスーパーでも取り扱いがあるというほどでもないため、私はたまに業務スーパーで買っています。

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目次

はったい粉(麦こがし)の商品詳細

商品名   はったい粉(麦こがし)
名称
   はったい粉(麦焦がし)
原産国
輸入者
製造者
販売者株式会社神戸物産
内容量200g
価格127円
備考国産大麦100%使用

2018/9/3に購入して賞味期限は2019/3/21なので
賞味期限切れまでは約6ヶ月半になります。

はったい粉(麦こがし)ってなに?

はったい粉(麦こがし)の概要

私も説明するほど詳しいわけじゃなかったので、いきなりwikiを引用してみますw

はったい粉(はったいこ、糗粉、麨粉)は、オオムギやハダカムギを炒った上で挽いた粉。
麦焦がし(むぎこがし)、煎り麦(いりむぎ)、香煎(こうせん)とも呼ばれる。
大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。
夏の季語。

焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。
徳川家康の好物であったとされる。
昭和40年代(地方によっては50年代)まで、子供のおやつとして人気があった。
食し方としては砂糖を混ぜた上で、白湯か麦茶で練り上げる方法が一般的であった。

引用:はったい粉ウィキペディア

きなこの原料は大豆、はったい粉の原料は大麦やはだか麦という違いがあります。
はったい粉を原料とする食品の中で有名なのは、「落雁」でしょうか。

夏の季語だったんですね。
今でこそ一年中買えますが、昔は夏特有の食べ物だったのでしょうか。
だからうちの母にとっても夏のイメージが強く、夏だけ作ってくれてたのかな。

各地の呼び方

地域によって呼び方が色々なんですよね。
私は小さい頃から「麦こがし」と呼んでいて、「はったい粉」という名前で売られているのは業務スーパーで見かけて初めて知りました。
母の出身地が島根県なので、島根県では「麦こがし」と呼ぶのかもしれません。

方言名として、煎り粉(いりこ)、御粉(おこ)、散らし(ちらし)、香ばし(こばし)、香粉(こうこ、こんこ、ここ)、はね粉(はねこ)、麦粉(むぎこ)、香しん(こうしん)、いんにゅみー(鹿児島県喜界島)、ゆーぬく(沖縄本島)などがある。

引用:はったい粉ウィキペディア

聞き覚えのある名称はありますか?

はったい粉(麦こがし)の栄養素と効果

きな粉と同じく、実は美容と健康にも良いのです。

薄力粉と比較すると、
・マグネシウム・・・約9倍
・カリウム・・・約4倍
・亜鉛約・・・9倍
・食物繊維・・・約6倍

これらの栄養素は血中コレステロールや中性脂肪を下げてくれるため、ダイエット高血圧の人には嬉しい味方になります。

マグネシウム、カリウム、食物繊維が腸の働きを活発にして、便秘解消にも期待ができます。
腸活をしている人にもぴったりですね。

はったい粉(麦こがし)を開封してみます

袋の中はこうなっています。
上部はチャック式になっているので、密封しやすいですね。
乾燥材などの小袋は入っていませんでした↓

スプーンの上に乗せてみます。
黄粉そっくりです↓

はったい粉(麦こがし)の使い方

袋の書いてある「お召し上がり方」です。
私は牛乳割りとして飲んだことしかありません

私の場合は、はったい粉(麦こがし)に砂糖を入れ、熱湯で練ったあとに冷たい牛乳を注いでいます。
甘みがないと味気なくて、あまり美味しく感じられないもので・・・
香ばしい風味を思い切り味わいたいため、はったい粉はけっこうたくさん入れます!
でもここは、好き好きでしょう。

ネットで調べてみると、牛乳で割った飲み物としてではなく、練り菓子として食べている人も多いようですね。
また、小麦粉の代わりにはったい粉(麦こがし)を使ったクッキーなどもメジャーでした。
粉に砂糖を混ぜてそのまま食べる人もいるようですが、むせるようです( *´艸`)

他にはヨーグルトに混ぜたり、きなこ餅のきなこの代わりに使ったり、バナナジュースやスムージーに混ぜて飲むなどという用途がありました。

まとめ

これがはったい粉(麦こがし)の牛乳割りです↓

下の方に粉が沈殿している様子(完璧には溶けません)↓

はぁ~(*´∀`*)

香ばしくて懐かしくて、なんとも言えない味!!
でもはったい粉を食したことのないだんなは、特になんとも思わないようですw

私はすごく美味しいと思うのですが、それは懐かしさも相まって想い出補正されてるだけ?
なにしろ小さい頃から飲み慣れていてずっと好きだったので、本当の意味で美味しいのかどうかはもう分かりようがありませんw
でも一生好きなままだと思います。

粒々から煮出した香りと味の濃い麦茶が好き、麦茶に砂糖を入れて飲むのが好き、という人にとっては、特に好きな風味かもしれません。

美味しさは好みもあるのでなんともいえませんが、高価な商品ではありませんし、血圧・ダイエット・便秘などを気にされている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

コメント

  1. みーな より:

    はったい粉、スーパーで見かけて、なんだろう?( ˘・з・)って思ってたんですよ!

    きな粉ではないんですね!
    (੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

    懐かしい味が、すごくうれしいですね(♡ˊ艸ˋ)♬*
    このまま、ずっーと販売されてたらイイな♡

    ホットケーキにも、混ぜることができるんだ!

    • 風双葉 より:

      はったい粉を売ってるコーナーって毎日必ず見るほどの場所でもないから、元々存在を知ってる人以外は気付いてないと思ってましたw
      見かけはほぼきな粉ですけど原料が違い、はったい粉の方が香ばしいですね~
      私もしょっちゅう買うわけではないのですがそれだけに、食べる(飲む)たびに子供の頃・・・、特に夏休みを思い出しちゃいます
      小麦粉に比べると色々な栄養素がたくさん入ってたりもするので、一部小麦粉の代替えで使うと美容や健康に良さそうですね(*´∀`*)
      特にお菓子なんかだといつもと違う風味が味わえると思いますよ~
      私は相変わらず、牛乳割りで飲んでいますけどw

  2. pope より:

    懐かしい~!練り麦焦がしの香りが記憶の底から湧き上ってきましたよー!鼻を抜けるあの香り、いいなあ・・・忘れていたものを机の引き出しの隅で見つけたような気分です。
    小生の中では、今回の記事がナンバーワン!ありがとう、風双葉さん!
    これは早速探しに行かないと・・・

    • 風双葉 より:

      おぉ、popeさんにも麦こがしの思い出がありましたかw
      子供の頃以来食べてないのかな?
      もしこれをもう一度味わったら、子供の頃の懐かしさがこみあげてくるでしょうね!
      業務スーパーは店舗によって取り扱いが多少変わりますが、popeさんの最寄りの業務でも売っていればいいなぁ
      でももしなかったとしてもスーパー何軒か行けば、そのうちのひとつにはありそうです。
      ぜひ探してみて下さい♪

  3. あかつき より:

    懐かしい!
    自分ははったい粉として覚えてます
    子供の頃なので 水で練って食べてたような…
    いつの間にか新しい美味しいお菓子が登場して食べなくなってましたが
    こういう素朴な味はたまに食べたくなるときがありますね
    今だと牛乳割で良さそうです

    • 風双葉 より:

      私は麦こがしでしたが、あかつきさんははったい粉なんですね。
      あのあとまた調べてみたら、大きく分けると関東が麦こがしで、関西がはったい粉という説もありました。
      私は飲み派だったけど、あかつきさんは練り派でしたかw
      wikiにも書いてあった通り昭和40年代くらいまでのおやつらしく、それよりさらに前は甘いお菓子が少なかったので、よく食べられてたらしいですね。
      今日練って食べてみましたが、いやほんと、なんかホッとする甘味です!w